ライフサイエンスの基礎知識

有酸素運動とは

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有酸素運動とは何なのか

運動は健康にとても良いので、日々運動をしようと考える方も多いです。
運動は実は二種類に分かれます。
それが、有酸素運動と無酸素運動です。
これらは両方とも運動ですが、大きく性質の異なる運動です。
これらの違いを知っていることで、より効果的な運動ができるようになるので、ぜひチェックして今後の運動に役立てていくことをおすすめします。

有酸素運動は呼吸を止めない運動

有酸素運動は、呼吸を止めない運動です。
呼吸を止めたら苦しいから当たり前ではと思う方もいるかもしれませんが、筋力トレーニングの器具などを使って行なう運動は無酸素運動です。
瞬間的に大きな力を入れる時には呼吸を止めた状態でないと持ち上がらないことが多くあり、無酸素運動となっています。

これに対してウォーキングやジョギングなどは運動ですが呼吸を常に意識しながら行なっているはずです。
また、他にもサッカーやテニスなど、運動しながらも呼吸をしている運動は多くあります。
こうした運動が有酸素運動です。

有酸素運動は体にかかる負担が少なくて済み、多くの方に行ないやすい運動です。
身体機能が少し低下している方でも無理なくできる運動も多く、ウォーキングやジョギングなどは年齢が高くなっても行なうことができます。
また、有酸素運動をすることで体の心拍数が上がりますが、それと同時に体の細胞も活性化しています。
元気な状態を保ちやすくなるため、適度な有酸素運動は体にとても効果的なのです。

今まで有酸素運動を知らなかった方は、ぜひ日々の生活の中で有酸素運動を取り入れるようにすることをおすすめします。
きっと今まで以上に体の状態が元気になり、日々をよりいきいきと過ごせるようになるはずです。

まずはできる範囲から始めると良いでしょう。
最近運動をしていなかったという方はまずはウォーキングからでも良いですし、慣れてきたら自分のやってみたいと思うスポーツを始めるのも良いでしょう。

有酸素運動を生活に取り入れよう

このように、有酸素運動はとても健康に良い効果のある運動です。
女性の方は特にダイエットなどにも効果的です。
有酸素運動をすることで体に酸素がたくさん取り込まれるようになり、体の代謝が活発になります。
代謝が活発になると日々脂肪を燃焼する働きもアップして、今までについてしまった脂肪を落とすのに役立ってくれます。

有酸素運動は負担が軽いので継続して行ないやすいです。
20分ほどの有酸素運動をすると、体内の脂肪の燃焼に効果が出てくるので、なるべく20分以上の運動を定期的にすると良いでしょう。
こつこつと有酸素運動をすることで、あなたの体はとても良い状態になるのです。費用もあまりかけずに行なうことができるので、ぜひ取り入れてみるのもおすすめです。